『無常』

「忙しい」「時間が足りない」

以前は時間的余裕が持てなかった

どこを手を抜いて時間を作ろう…そう思っていた

時間を作ることは出来ないのに。

 

「どうしても今日やらなければいけないということもないし、あとは明日でいいや…」

実はそれが時間を窮屈にしているそうです。

今日やるべきことを明日に持ち越せば、明日の時間はその分だけ窮屈になる。そんなことを繰り返していれば、心に余裕をなくし、イライラし、あせりにさいなまれるのは必定です。

 

仏教でいう『無常』

この世は一瞬たりともとどまっていることはなく、常に移ろいでいる。すでに移ろいでしまった時間は二度と戻ってくることはありません。

そんなことはあたりまえかもしれないですが、あたりまえすぎて案外、意識の外に置かれてしまうのです。

あらためて肝に銘じる必要があるようです。

今日なすべきことは、今日やってしまう。これが時間に追われないための、時間を窮屈にしないための秘訣であり、これ以上ない極意だそうです。

 

正受老人のお言葉

『一大事と申すは、今日只今の心なり』

もっとも大事なことは、今日只今を、すなわち一瞬一瞬を精一杯の心で生きることだ、という意味でしょう。

『如何ほどの苦しみにても、一日と思へば堪え易し』

どんな苦しいことでも、この一日にやるべきこと、今日しかやるときはないのだ、と思っていれば乗り越えられるものだ、というのがこの言葉のいわんとするところ。

 

「明日でいいや」と考えたら、堪え難いものになる、ますます苦しくなる、ということですね。

いただいた仕事は、手がかかるとか、ラクにできるとか、そういう基準ではなく、「順番」にどんどん仕上げてしまう。それがいいでしょう。

今日なすべきことは、今日やってしまうこと。

 

そう思って、

今日も一日楽しく過ごします☆

 


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昨夜は満月でした!