八風吹けども動ぜず

生きているうちには、さまざまな風が吹きます。よい風が吹くこともあれば、悪い風が吹きすさぶこともある。

しかし、いちいちその風に心動かされることなく、どんな風も楽しんでしまおう。

という意味。

 

生きるということは、「勝ち」「負け」ということではない。

そのときどきに、それぞれの風が吹いているだけのこと。だから、どの風も自然に受け止めたらいい。

自然に受け止めるということは、真摯にその状況と向き合うことだといってもいいでしょう。

真摯に向き合うためには、目を外側の「誰か」に向けるのではなく、内側の「自分の心」に向けること。

 

今日の仕事は全力投球しただろうか?

これでいいと思ったけど、もう少しできることがあったのではないか?

もちろん、全てに全力投球した、持てる力を出しきった、と思える仕事はそうそうあるわけではないでしょう。

心に問いかけてみて「まずまず、一所懸命やった」と感じることができるように。努力する。

その仕事に対する「納得感」が大事なようです。納得感があれば、どんな結果であっても、穏やかな心でそれを受け入れることができる。どんな風も楽しむ境地でいられる。

目線を内側の「自分の心」に向けていく。

 


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