生きているうちには、さまざまな風が吹きます。よい風が吹くこともあれば、悪い風が吹きすさぶこともある。
しかし、いちいちその風に心動かされることなく、どんな風も楽しんでしまおう。
という意味。
生きるということは、「勝ち」「負け」ということではない。
そのときどきに、それぞれの風が吹いているだけのこと。だから、どの風も自然に受け止めたらいい。
自然に受け止めるということは、真摯にその状況と向き合うことだといってもいいでしょう。
真摯に向き合うためには、目を外側の「誰か」に向けるのではなく、内側の「自分の心」に向けること。
今日の仕事は全力投球しただろうか?
これでいいと思ったけど、もう少しできることがあったのではないか?
もちろん、全てに全力投球した、持てる力を出しきった、と思える仕事はそうそうあるわけではないでしょう。
心に問いかけてみて「まずまず、一所懸命やった」と感じることができるように。努力する。
その仕事に対する「納得感」が大事なようです。納得感があれば、どんな結果であっても、穏やかな心でそれを受け入れることができる。どんな風も楽しむ境地でいられる。
目線を内側の「自分の心」に向けていく。